井阪 有希

教育現場では、子どものトラブルが絶えません。

今日、ご紹介させていただきますのは
自分の“在り方”クリエイトで学ばれている受講生さんの体験談ですが、

子どものトラブルでお困りの方には
とても参考になると思います。


長年、教育現場で何千人との子どもたちの
トラブルの仲裁に携わってきたAさんは、
子どものトラブルの解決方法が全く変わったそうです。


今までは
子どものトラブルを止めることはできていたものの
それでは根本的原因が解決できず、
また仲裁に入った指導者に反抗する態度に困っておられました。

しかし、自分の“在り方”クリエイトで
学んだことを現場ですぐやってみると
こんなに子どもの反応が変わるのだということを実感され、
本当に驚かれていらっしゃいました。


「子どもと関わり方でどこが一番変わりましたか？」
とお尋ねしたところ、子どもの話を聞き方です。


今までも、子どもの話は聞いていましたが、
それは聞いて入るつもりだった。ということに気づきました。

子どもの話を聞くとは
子どもが一番伝えたい想いを理解し
それを子どもに伝えてあげること。

その意味が理解できた時に
「そうだったんだね」という言葉が
自然と出てくるようになりました。

この言葉だけで
子どもたちの反応が全く変わるのです。

そして
子どもたちの言葉を一言一句
正確に伝えるようにすると、
本当に早く解決できるんです！と
実体験での感想をお話ししてくださいました。


子どもが喧嘩をするというのは、
喧嘩をする理由が必ずあります。

大人は喧嘩をやめさせる為の”良い解決方法“を考えがちですが、
解決することよりも
子どもたちの想いを理解してあげることの方が、
何十倍も大切ですね。

これは、年齢の小さな子どもでも全く同じです。