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お互い様

専任アドバイザー

井阪 有希

お互い様

みなさんは、どんな時に“怒り”の感情を感じますか?

たとえば、
自分が大切にしている人が傷つけられた時ですか?
自分のことを馬鹿にされたと感じる時ですか?
理不尽なことを言われた時ですか?

私がどんな時に”怒り”の感情が起きているのか?を考えた時、ある発見をしました。

私の”怒り”の感情は
自分の意見を曲げない人
自分の大切な人を守りたい時
相手が嘘をついていると分かった時に”怒り”の感情が発動するようです。

そして、”怒り”の感情が発動した時には、
相手に自分の正しさで向かいたくなるという、自分の思考パターンに気づきました。

自分では、自分の信念を貫くために相手に立ち向かっているつもりでいるけれど、

相手からすると、きっと
「自分(私)の意見を押し付けてくる、自分の意見を曲げない頑固なやつだ!」と思っているでしょうね。


そうならば、私が怒りを感じる相手は、自分が投影されているのではないかと。


お互い様だ。



相手への恨みや憎しみや怒りなどを持ち続けているということは、自分のことを攻撃するのと同じ。

相手をコントロールすることは難しいけれど、自分をコントロールするのは簡単だ。

相手と同じような面を持っている相手を許すことは、自分を許すことになる。


だって、お互い様だから。


お互い様なんだから「水に流そう!」と素直にそう思いました。


そして、もう1つ「水に流そう!」と思えたことがあります。


それは、
自分が相手に言いすぎたこと
相手を怒らせてしまったことを
後になってから振り返ると

「あーしておけば良かった」
「こーしておけば良かった」と思うけれど、その時は自分では最善の選択をしたのだから。

だって、人間は誰だって自分を守りたいもの。

自分を攻撃したり、自分に危害を与えたりする人を敵と捉え、
自分の身を守ろうとするのは生存本能。


私の平穏な心を乱そうとする相手を敵だと判断し、
自分を守ろうとするのは当然です。


みんな、お互い様。