小山 泰子

ウェルネスファミリーのYASUKOです。
私がホメオパシーを自分や家族の健康管理に活用し始めたのは、今から２２年前のことです。
当時、私はルドルフ・シュタイナーのアントロポゾフィー（人智学）の世界観にとても興味を持ち、シュタイナー学校の先生を目指して３年間の教員養成講座に参加して、集中的にシュタイナーの思想を学んでいました。シュタイナーの思想は目に見える物質の世界の背後に広がっている目に見えない世界をとても分かりやすく科学的に解説してくれるもので、それまで目に見える世界しか見ていなかった私にとっては、学ぶ内容すべてが新鮮でしかも深く納得のいく内容でした。その視座を得たことは、まるで二次元世界を生きていた蟻が急に人間の三次元世界の視点を得たようなパラダイムシフトでした。まさに人生の意識転換ですね。
シュタイナーは教育論、芸術論のみならず、経済論、宇宙論、医療、農業、歴史兆候学、オカルト生理学、カルマ論、神秘学概論、神智学、バイオグラフィーワークなど様々なジャンルの著作を残しています。当時参加できる限りのあらゆるワークショップや読書会や実習や勉強会に参加して、どっぷりシュタイナーの世界を学びました。今思い出しても、ワクワクする毎日でした。そしてシュタイナーのアントロポゾフィー医療の一つの柱にホメオパシーがあり、そこからホメオパシーを学び始めました。とても奥深く、理にかなっていて、パワフルな療法です。日本では一部の人にしか知られていないホメオパシーですが、世界ではホメオパシーは思っているよりもごく普通に普及しています。イギリス王室の専属ドクターがホメオパスであることは有名ですね。感覚的には日本の漢方のような位置づけという印象です。ヨーロッパでは街中に普通のドラックストア以外に自然療法の薬局があって、フラワーレメディーやホメオパシーのレメディーやオーガニックのクリームやオイルなどが取り扱われています。ドイツではスクールドクターの半数以上がホメオパシーのレメディーを日常的に子供たちに使っています。乳幼児も妊婦さんも安心して使えるホメオパシーは使えるようになるととても便利で心強いです。