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北風と太陽。大切な2つの気付き!

専任アドバイザー

山内 元

北風と太陽。大切な2つの気付き!

​北風と太陽の話は誰でも知っていますよね。​

どちらが先に旅人の上着を脱がせるか競うお話しなんですけど...​

このお話しから学べることは...​

他人を強引に従わようとしても、抵抗して思う通りに動いてくれない。​
他人自らがその気になるように促すことで、他人を導くことができる。​

手っ取り早く済ませようとしてもうまくいかない。​
焦らず着実じっくり取り組むのが結果的に早道。​


まあ、だいたいこんな感じの教えが一般的なのではないでしょうか...​

​​
実は、全く違った観点で、あと2つ大事な教えがあるんです!


1.まずは1つ目。それは旅人への思いやり、コミュニケーションです。​


服を脱いだら凍えてしまうのに、なぜ北風はいじわるするの?​

旅人も言いなりになりたくないから抵抗して、お互いにストレスが溜まる。​

北風のように人の気持ちを考えず、自分勝手な人とは付き合いたくないですよね。​


太陽は、寒がっている旅人の気持ちを思い、暖かい光を旅人に与える。​

旅人の太陽に対しての気持ちは「ありがとう」の一言。​

旅人は太陽のことがもっと好きになったと思います。



2.次に2つ目。これも全く違った視点ですが、自分軸が人を幸せにするということ。​

太陽って、旅人に何か手を差し伸べるようなことをしていますか?

そう、実は太陽は何もしていないんです。ただそこにいるだけ。​

手を差し伸べなくても、自分が輝いていると、周りが勝手に癒されていくんです...​
暑いのがイヤなら、勝手にエアコンの効いた部屋に入ってもらっていい...​
​来る者は拒まず、去る者は追わず。気が合う人とだけ付き合えばいい。​


北風のように手を差し伸べようとしても、それは旅人にとってはおこがましいこと。​

北風に頼めば、両腕を広げるだけで、強風で勝手に服を脱がしてくれる...​

でもこれは、旅人の依存を産んでしまい、他人軸を育て上げてしまうんですよね。​



北風と太陽。​

このお話しは、人生のバイブルだと思います。