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私の好き

専任アドバイザー

井阪 有希

私の好き

株式会社和音のコンテンツの1つである

『自分の“在り方”クリエイト講座』の受講生さんから

「現在、ユキさんはコーチングのプロをして活躍されていますが、

長年0~2歳児の本当にかわいいお子さんたちと
接してこられた日々が懐かしく思われることはないですか?」

「ものすごい覚悟をもって、保育現場を離れたことをお聞きしていましたし、
今の講座に対する熱い思いも毎回とても感じています」と、ご質問をいただきました。

私の夢中になる“好き”を見つける素敵な質問だと思いました。

そして、私の好きなことに興味を持ってくださったことも嬉しいです。

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今でも、子どもは大好きです。

「子どものどこが好き?」と聞かれたら、

いくらでも好きな理由はありますが、

「どうして好きなの?」と聞かれたら
明確な理由はわかりません。


「小学校の頃から幼稚園の先生になりたい」という夢が叶い
大好きな子どもたちと毎日一緒に過ごすことができ
最高に楽しい日々を過ごせると思っていました。


しかし、保育のプロとして、
ひとりの人として子どもたちと関わるためには、
子どもが好きや可愛いだけでは済みません。


子どもたちの人生の基盤となる
とても大切な時期を担っているのが
私たちの仕事です。


子どもたちの
「自分は大切にされる存在なんだ」
「愛してもらえているんだ」
「自分の想いを受け止めてもらえるんだ」
「自分の想いを出していいんだ」
「やってみたい!」などの気持ちを育んで行くには

大人側の
待つ。
受け入れる。
辛抱が必要になります。

私は立派な人ではないので
いつも心穏やかにいることはできません。

正直、
イラッとしたり
「もう!」と腹が立ったり
強制的にやらせたくなったり
「子どもの力では無理だろう」と止めたくなったりします。

でも、それらの感情は大人の都合であって
子どもたちにとっては
関係のないことです。

「こんなにも辛抱が必要なのか」と
現場に入って初めて知りました。
でも、その辛抱は必ず、
子どもたちの成長につながります。


今までの苦労を一瞬で
吹き飛ばしてくれるのも子どもたちです。


子どもの成長に、
少しでも私がお役に立てたとしたら、
これほど嬉しいことはありません。


それが楽しくて、夢中で保育を極める原動力となりました。


今は、講座に学びにきて下さった方が

知識や実践力を身につけてくださるだけでなく
その 方の“在り方”の変化を見せていただけることが本当に嬉しく幸せです。