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立ち直る力

専任アドバイザー

井阪 有希

立ち直る力

今はそれほどでもないのかも知れませんが。

「我慢しなさい」
「みんな見てごらん!」
「それは、わがままだよ」
「いい加減にしなさい」
「何回も言ってるよ」
「お約束守ってね」などと

保育現場では
「辛抱」「我慢」「約束を守る」など
大人たちの考えを
子どもたちに強要している場面をよく見た。

そして、
子どもたちの想いを受け止めることを

「わがままな子になる」
「不公平」
「一回許したら同じことをするようになる」と
捉えていた。

でも本当にそうだろうか?

私は不安にとても弱い。
不安を感じると
不安に押しつぶされそうになる。

けれど
その不安と向き合うのは自分。

前向きに考えられなくても
不安の気持ちをなくすには
一歩進めることでしか消えない。

何もしなければ、現状のまま。

だけど、
一歩踏み出せば
今の現状より良くなる可能性はある。

自分が落ち込んだ時、
自分の気持ちや考え方をコントロールする方法を
知っていれば早く立ち直れる。

成功方法よりも
立ち直る力の方が大切ではないかと。

立ち直る力は、
体験でしか身につけることができない。