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自分も初めから上手くできたわけでないのに

専任アドバイザー

井阪 有希

自分も初めから上手くできたわけでないのに

自分ができるようになると
できない人の悩みが分かりにくくなりませんか?


現在、CEOと共に主宰している
相手を理解する“在り方”を体感で学ぶ講座で、

受講生さんから
「どうして、そのような質問ができるのですか?」と、よく質問を受けます。

私にとっては、意識をしないでも普通に質問が出てくるので、
質問が出てこないことが不思議でした。


しかし、受講生さんの
「いい質問ができるようになりたい!という想いを叶えなくてはいけません。


「質問力を高めるには、どうしたらいいかな?」と考え
あの手この手とやってみましたが、

受講生さんからは思うような反応がなかったとき、
「どうして、こんなに説明をしているのにわからないのだろうか?」

「知識を知っても実践していないからじゃないのか?」

「学びの姿勢が受け身になっているからではないのか?」

「そもそも本当に身につけたいと思っているのだろうか?」

などと、受講生さんの反応がないことを受講生さんの責任にしていました。

しかし、私の講座の目的は、
・学んだことを実生活に活かしてほしい。

・今後の人生が変わるほどの学びをしてほしい。ということです。

そのためには、
・どこが難しくて、質問できないのかな?
・何に困っているのかな?
・受講生さんが思ういい質問ってなんだろう?
・どんな時に質問に詰まるのかな?
・どうして質問が難しいと感じてしまうのかな?
・受講生さんが知りたいことは、どこだろう?
・講座以外で、私にお手伝いできることはないかな?
というように「私にできることは何だろう?」という視点で考えるようにしました。

すると、
学んでいる環境も、理解度も、身につくスピードも
一人ひとり違うと言うことに気づいたのです。

その気づきからわかったことは
・自分では見つけにくい改善点を一人ひとりのチェックをすることで
 確実に力がつき上達スピードは速いということ

・改善点を指摘するのではなく、本人が気づくようにフィードバックすることの大切さ

・相手を自分のフィルターをはずして見られるように、自分自身をよく知ることが大切ということを痛感しました。


集団の場所では、仲間同士でお互いの成長を喜び刺激しあえる。

個別と集団との学びが相乗効果になるという見立ては外れていなかった。

それは、保育現場で、家庭と保育園との連携を大切にしてきた勘かな?