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隠れていたい私

専任アドバイザー

小野 京子

隠れていたい私

30年以上前の表現アートセラピー・トレーニングでの、個人的体験。

トレーニングは、1週間から10日の合宿が4回。日本からカリフォルニアに通いました。

ある時、他の参加者がやっていることは見たいけど、自分は隠れていたい,と思いました。

小さい子がお母さんの陰に隠れてこっちを見てる、ってありますよね。あんな感じ。

隠れていたいけど、見たい,って感じ。

なので衣装コーナーから黒いベールを取り出し、それを頭からかけて座っていました。そしてみんなのことを見ていました。

これがすごい快感。参加者やファシリテーターは,そんな私を尊重してくれました。

ロジャーズ派の表現アートセラピー(パーソンセンタード表現アートセラピー)では、ファシリテーターが指示することをやらなくてもいいんです。指示は提案なので、それを自分に合わせて変えてもよいのです。

とても優しい環境です。今感じていることを丸ごと尊重してもらえます。

隠れていたい私が許されて、その場に受け入れてもらえたという貴重な体験。

そしてそんなわたしを、参加者の一人が絵に描いてくれました。虎が草むらからこちらを見ている、そんな絵でした。そしてその絵を私にプレゼントしてくれました。

確かに,パワフルなトラも草むらに隠れる時がある。

隠れていてもパワーがあると言われた気がしました。

ナタリー・ロジャーズが作ったトレーニングをレベルアップした日本で行われるトレーニング(今年20年目)は、5月からコース1が始まります。コース1と2は完全オンライン。

参加者は、人生が変わったとよく言います。奇跡の連続と言う方も。

なぜか表現アートセラピーは幸運をもたらします。

詳しくは
表現アートセラピー研究所まで。


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